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- 【フェア】“なんか、新しい”10人が選ぶ10冊の本
*フェア期間終了しました。
1月26日から始まる、「SPBS 10th anniversary thanks project」の1つとして、「“なんか、新しい”10人が選ぶ10冊の本」というフェアを開催します。常に新しいチャレンジをし続けている、あらゆる職業の10名にお声がけをし、「新しさ」や「ときめき」を感じる本を1冊ずつ選んでいただきました。フェアでは新刊、古本を問わず選ばれた、小説、海外コミック、絵本、人文書など、さまざまなジャンルのおすすめ本と、選者のみなさんからのコメントをご紹介いたします。
この機会に、新たな本との出会いをぜひお楽しみください。
本を選んでいただいた、”なんか、新しい” 10人(50音順)
浅井茉莉子さん(文藝春秋/編集者)
北海道出身。2007年に株式会社文藝春秋に入社し、週刊誌、文芸誌の編集を経て、2016年6月から文芸出版局に所属。芸人の又吉直樹に小説の才能を見いだし、『火花』を編集。芥川賞を受賞。翌年には同じく編集を担当した『コンビニ人間』(村田沙耶香著)も芥川賞を受賞した。
尾原史和さん(アートディレクター)
スープ・デザイン代表。主に雑誌や書籍、写真集、カタログなど本のデザインを行う。自分なりの社会との関わりとして、雑誌『ATLANTIS』の創刊、ギャラリーの開設などに取り組んでいる。いままで育ててもらった社会と今ある世界を肯定しつつも、それらに固執せず次の世界を再構築していきたいと考えている。
川村元気さん(映画プロデューサー・小説家)
1979年、横浜市生まれ。映画プロデューサー、小説家。『電車男』『告白』『モテキ』『おおかみこどもの雨と雪』『怒り』『君の名は。』等を製作。2012年、小説『世界から猫が消えたなら』を発表し、同作は映画化され、アメリカ、フランス、中国など全世界15カ国で翻訳出版された。BRUTUSに連載された小説2作目『億男』は中国と日本での映画化が決定している。絵本『ティニーふうせんいぬのものがたり』はNHKEテレでアニメ化され、絵本第2作『ムーム』はピクサーで活躍したRobert Kondo & Dice Tsutsumi監督により映画化され全世界32の映画賞を受賞。その他の著書として、小説『四月になれば彼女は』、対話集『仕事。』『理系に学ぶ。』『超企画会議』、絵本『パティシエのモンスター』など。
岸本佐知子さん(翻訳家)
翻訳家。1960年生まれ。訳書にリディア・デイヴィス『話の終わり』、ミランダ・ジュライ『あなたを選んでくれるもの』、ジョージ・ソーンダーズ『短くて恐ろしいフィルの時代』他。編訳書に『変愛小説集』他。著書に『なんらかの事情』他がある。
伊藤大助さん(クラムボン/ミュージシャン)
1975年生まれ。北海道・札幌市出身。1995年に原田郁子・ミトと共に“クラムボン”を結成し、1999年メジャーデビュー。ジャズ的な技巧派アプローチからハードヒットまで様々な音を操れる稀有な存在のドラマーで、ライブやレコーディングでの参加はもちろん、ドラムチューナーとしても活躍。また不定期開催にて、現在活躍中の声優を招き、近代文学の朗読を行う「近代文学朗読会」では、ナビゲーターを務めている。
古賀史健さん(ライター)
ライター。株式会社バトンズ代表。著書に『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』(共著・岸見一郎)、『20歳の自分に受けさせたい文章講義』、インタビュー集に『16歳の教科書』シリーズ、構成担当書に『ゼロ』(堀江貴文著)など約90冊があり、累計750万部を数える。2014年、ビジネス書ライターの地位向上に大きく寄与したとして「ビジネス書大賞・審査員特別賞」受賞。
齋藤精一さん(Rhizomatiks)
Creative Director / Technical Director : Rhizomatiks/1975年神奈川生まれ。建築デザインをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学び、2000年からNYで活動を開始。その後ArnellGroupにてクリエティブとして活動し、2003年の越後妻有トリエンナーレでアーティストに選出されたのをきっかけに帰国。その後フリーランスのクリエイティブとして活躍後、2006年にライゾマティクスを設立。建築で培ったロジカルな思考を基に、アート・コマーシャルの領域で立体・インタラクティブの作品を多数作り続けている。2009年より国内外の広告賞にて多数受賞。現在、株式会社ライゾマティクス代表取締役、京都精華大学デザイン学科非常勤講師。2013年D&AD Digital Design部門審査員、2014年カンヌ国際広告賞Branded Content and Entertainment部門審査員。2015年ミラノエキスポ日本館シアターコンテンツディレクター、六本木アートナイト2015にてメディアアートディレクター。グッドデザイン賞2015-2016審査員。
西村ツチカさん(漫画家)
漫画家、イラストレーター。2010年、短篇集「なかよし団の冒険」(徳間書店)でデビュー。同作で第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞。2017年、「北極百貨店のコンシェルジュさん」(小学館)と短編集「アイスバーン」(小学館)を同時に発表した。ビッグコミック増刊で「北極百貨店のコンシェルジュさん」連載中。
松島皓さん(never young beach/ミュージシャン)
never young beachは、土着的な日本の歌のDNAをしっかりと残しながら、USインディなど洋楽に影響を受けたサウンドと極上のポップなメロディ、そして地に足をつけて等身大の歌詞をうたった音楽で、音楽シーンに一石を投じる存在として、今最も注目を集めるバンド。2014年春に結成、今までに出したアルバムはどれもロングセールスを続けている。松島さんはギターを担当。
真鍋大度さん(Rhizomatiks)
東京を拠点としたメディアアーティスト、インタラクションデザイナー、プログラマ、DJ。2006年Rhizomatiks 設立、2015年よりRhizomatiksの中でもR&D的要素の強いプロジェクトを行うRhizomatiks Researchを石橋素氏と共同主宰。慶応大学SFC特別招聘教授。身近な現象や素材を異なる目線で捉え直し、組み合わせることで作品を制作。高解像度、高臨場感といったリッチな表現を目指すのでなく、注意深く観察することにより発見できる現象、身体、プログラミング、コンピュータそのものが持つ本質的な面白さや、アナログとデジタル、リアルとバーチャルの関係性、境界線に着目し、デザイン、アート、エンターテイメントの領域で活動。
[11人目の特別枠/友情出演]
平野紗季子さん(フードエッセイスト)
小学生の頃から食日記をつけ続けるごはん狂(pure foodie)。著書に「生まれた時からアルデンテ」(平凡社)がある。instagram: @sakikohirano
フェア詳細
「“なんか、新しい”10人が選ぶ10冊の本」
■ 日時:2018年1月26日(金)~2月7日(水)
■ 会場:SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS(SPBS)
東京都渋谷区神山町17-3 テラス神山1F
■ SPBS ONLINE STOREでも、同じ会期中にフェア開催。>>
*当店オンラインストアでご購入の方には、2018年1月26日からリニューアルするブックカバー「文庫サイズ、新書サイズ、単行本サイズ」をそれぞれ1枚ずつおつけします。
■ デザイン:三ッ間菖子さん
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