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- 【読書会】Monthly Book Club〈Okay.〉@ SPBS TORANOMON
SPBS TORANOMONでは9月30日(土)、読書会〈Okay.〉を開催します。
今回は、コミック『アンダーカレント』(豊田徹也 著/2005年)を取り上げます。
「下層の水流、底流」や「(表面の思想や感情と矛盾する)暗流」を意味する「undercurrent(アンダーカレント)」。
ページをめくる中で、吹き出しのないコマが連続するシーンが度々現れます。そこでは一見、何も語られていないように思われますが、完全な沈黙 ではなく、登場人物たちの微かな、それでいてたしかな、気持ちの揺れ動きが伝わってきます。
人をわかること、わかってもらうことの果てしなさを前に立ち尽くしてしまいそうになる日々の中で、登場人物一人ひとりの、その時々の心情に対する折り合いのつけ方に、心を揺さぶられる一冊です。
今泉力哉さんによる映画化も実現し(10月6日公開予定)、今、再び注目が集まっています。以前コミックを読んだ方もこれから読む方も、映画を観た方もまだ観ていない方が気になっている方 もお気軽に、みなさまのご参加をお待ちしております。
読書会〈Okay.〉 @ SPBS TORANOMON
■ 日時:2023年9月30日(土)17:00-18:30(開場:16:45)
■ 会場:SPBS TORANOMON(東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー2F)[MAP]
■ 課題図書:『アンダーカレント』(豊田徹也 著/講談社/2005年)
■ 参加費:1,000円(店内書籍全品5%OFFクーポン券つき)
■ 定員:5名(要予約。定員に達し次第、予約を締め切ります。)
■ 申し込み:虎ノ門店のInstagram、または虎ノ門店のTwitterからDMをお送りください。(先頭に【読書会】と入れてください)
関連書籍
『アンダーカレント』
(豊田徹也 著/講談社/2005年)
やがて銭湯を再開した女を、目立たず語らずひっそりと支える男。
穏やかな日々の底で悲劇と喜劇が交差し、出会って離れる人間の、充実感と喪失感が深く流れる。