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【新企画】みんなで“着る”を物語るワークショップ 「ファッションストーリーの庭」──SPBS THE SCHOOL

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【新企画】みんなで“着る”を物語るワークショップ 「ファッションストーリーの庭」──SPBS THE SCHOOL

 

服を着ることは、毎日誰もが必ず行っている行為であり、
服を選ぶことは、毎日誰もが場所や環境、会う人や感情に合わせて意識的にもしくは無意識に行っています。
着る服を選ぶという日常的な行為にはさまざまな取捨選択の要素があります。
自分をどのように見せるのか、そのためにどのような手段を選ぶのか。
実は一番身近な“編集的行為”ともいえるのではないでしょうか。
 
このワークショップ「ファッションストーリーの庭」では、日常的にある“着る”行為を編集ととらえ、一人一人の参加者を編集者として、みなさんの視点を集めたポスターzineをつくります。
講座をナビゲートするのはインディベントファッションマガジン『apartment』を主宰する編集者の杉田聖司さんです。
 
杉田さんは、過去にファッション写真を撮る仕事をしながらも、誰かの決めた衣装を着用し誰かを演じるようにポージングを決めたモデルを写す「ファッションストーリー」に違和感を持ち、「その服とその人の関係が写るファッションストーリーが撮りたい」と感じていたといいます。
そして、そもそも「ファッションストーリーとはなんだろう」と考えた先に「自分の気持ちや社会の都合に沿って服を選んだり、選んだ服を着ることで嬉しくなったり不安になったり。個人の生活が最も服と人の関係を写すものなのでは?」という仮説にたどり着きました。
 

apartment 001──Mayuko Sato(2019)

 
今回のワークショップでは『apartment』における「ファッションストーリー」をもとにして、自身の生活と向き合い身に纏う服など、ストーリーの素材となる写真を撮り貯め、制作過程で行う写真を並べる行為やインタビューワークを通して、服と自分と社会との関係を紐解いていきます。
 
毎日楽しく服を選んでいる方も、毎日頭を悩ませながら服を選んでいる方も、「着ること」やファッションについて考えたいと感じる方なら大歓迎。自分がどのように服を選び、どのような日常を過ごしているのかを、ファッションストーリーという視点から改めて捉えていきます。
このワークショップがアパートメント(集合住宅)の庭のように、異なる個性を持つ個人が集い交流する共有スペースになれば幸いです。
 

お申し込みはこちら
受付締め切り:7月10日(水) 23:59

 

▷ 「ファッションストーリーの庭」受講ガイダンスのお知らせ

ナビゲーターの杉田聖司さんとSPBS企画担当者の北村が今回のワークショップについてお話しました。受講を検討されている方は、ぜひご視聴ください。

◼︎ 17:17〜 ナビゲーターの杉田聖司さんについて
◼︎ 18:59〜「ファッションストーリー」とはなにか
◼︎ 32:08〜 制作物のポスターZINEについて
◼︎ 38:55〜 カリキュラム/ゲスト紹介
◼︎ 1:02:53〜 開催概要/アシスタント受講生について

 

▷ ナビゲーター

杉田聖司(編集者/「apartment」主宰/「GAKU」事務局)
ファッションを中心に企画、インタビュー、シューティング、ライティングなどを行う。2019年よりファッションマガジン「apartment」を主宰し、個々人の装いを起点とした雑誌発行やイベント制作などを継続中。また10代向けのクリエーションの学び舎「GAKU」事務局としても活動する。

▷ 杉田さんからのコメント

服を選ぶのに時間がかかっている時「自分とファッションは切っても切り離せないな」と感じます。それは「ファッションが好き/嫌い」と言う話よりもっと前の話で、私以外の多くの人にとっても、ファッションはどうしようもなく近くにあるものだと思います。

このワークショップでは、それぞれの生活のシーンを集め、そこに写るファッションに目を向けていきます。ファッションとその先に続く生活を面白がるきっかけになれば嬉しいです。

▷ ゲスト

ゆっきゅん(DIVA)
1995年、岡山県生まれ。青山学院大学文学研究科比較芸術学専攻修了。サントラ系アヴァンポップユニット「電影と少年CQ」のメンバー。2021年よりセルフプロデュースでのソロ活動「DIVA Project」を本格始動。でんぱ組.incやWEST.への作詞提供、コラム執筆や映画批評、TBS Podcast『Y2K新書』出演など、溢れるJ-POP歌姫愛と自由な審美眼で活躍の幅を広げている。

 

▷ カリキュラム

事前課題

お申込日から、その日着ている服が写ったセルフポートレート、会った人や食べたもの、読んだ本、目に留まった風景、見た画面のスクリーンショットなどを写真に収めてみる。(スマホのカメラでOKです)
 

第1回|ガイダンス・撮影
日時|7月13日(日)9:30-12:30
ゲストスピーカー|ゆっきゅん
ナビゲーター|杉田聖司

杉田さんの活動や「ファッションストーリーとしての日常」いう視点について、また実際に2020年発行・4号目で『apartment』に出演した〈DIVA〉のゆっきゅんさんをゲストに迎え、独自のファッションストーリー制作の体験を語っていただき、受講生の皆さんがこれから取り組む制作の心構えを作っていきます。

*次回までの課題:初回講義を聞いたうえで約10日間のセルフポートレートとスナップを撮影してくる【提出期限:7/24(水)】
 

第2回|インタビュー
日時|7月27日(日)9:30-12:30
ナビゲーター|杉田聖司

10日間の撮影を通じて感じたことを発表します。その後、課題の提出内容をもとにナビゲーターが予め決めたペアでインタビューワークを行います。

*次回までの課題:インタビュー音源を文字起こしする【提出期限:8/10(土)】
 

第3回|レイアウト・校正
日時|8月17日(土)9:30-12:30
ナビゲーター|杉田聖司

第2回までのワーク(課題)をもとに、グラフィックデザイナーの岡本太玖斗さんと杉田さんが仮組みしたレイアウトを作成し、みなさんで校正していきます。
編集者、デザイナーの視点を通して、自身のファッションストーリーを客観的に捉えます。

岡本太玖斗|WEBSITE
 

発表会
日時|8月25日(土)9:30-12:30

完成したポスターZINEを観ながら、それぞれが制作を通して感じたことを発表。同日から始まる展示の設営も行います。
 

▷ ポスターZINE展示

展示期間|8月25日(土)〜8月30日(金)
場所|SPBS本店ギャラリー
SPBS本店ギャラリースペースにて、期間限定でポスターZINEの展示配布します。
マガジン『apartment』バックナンバーなども展開予定。

 

▷ 開催概要

■ 日程:
【講義】2024年7月13日(日) 、7月27日(土) 、8月17日(土)(全3回+発表会)
*時間は全て9:30-12:30 *開場は9:20
【展示】2024年8月25日(土)〜8月30日(金)

■ 会場:
【講義】SPBSオフィススペース
【展示】SPBS本店ギャラリー
東京都渋谷区神山町17-3 テラス神山1F[MAP]

■ 受講料:
30,000円(税込33,000円)

■ 定員:
最大16名

▷ お申し込み

こちらのリンクよりお申し込みください。
https://spbs-honten.stores.jp/?category_id=666ffee41b56ba0399348ea7
受付締め切り:7月10日(水) 23:59
 

▷ アシスタント受講枠

会場設営をはじめとしたワークショップの雑務や、体験を記事化していただくなど、運営のフォローとして一緒に講座を盛り上げてくれる方を募集いたします。
■ 受講料:21,000円(23,100円)
■ 定員:若干名
■ お申し込み:ご希望の方は下記フォームを6/28(金)12:00までにご送信ください。
モデレーターとの面談の時間を設けさせていただいた上で選考させていただきます。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfko2W1fJN5LQf3JaB9l5tjc-D2DSP1Y47h2cl6b8HuTQv8rw/viewform
 

▷ 注意事項

・開講中のコミュニケーションツールはSlackを使用します。
・最少催行人数に達しなかった場合、開催を見送る場合がございます。あらかじめご了承ください。
 

▷ SPBS THE SCHOOLとは?

SPBS THE SCHOOLは、“編集”を通して世の中を面白くする遊びと学びのラボラトリーです。古今東西のすべての本、著者、編集者をパートナーに迎え、日常のもの・こと・場所を観察し、意味を捉え直すことで、自分と世の中に小さな変化を起こしていきます。
現在受付中・過去に開催したワークショップはこちら→
 

みんなで“着る”を物語るワークショップ 「ファッションストーリーの庭」

■ 期間:2024年7月13日(日)〜2024年8月30日(金)
■ 主催:合同会社SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS
■ 担当:SPBSメディア事業部 SPBS THE SCHOOLチーム 北村
■ お問い合わせ先 school [at] shibuyabooks.co.jp
*土日祝を除き、お問い合わせの翌日までにご返信します。ご質問などお気軽にお問い合わせください。

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