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- 【イベント】『世界の適切な保存』刊行記念トークイベント「かけがえのない生の断片の保存」──永井玲衣×寺尾紗穂 @ SPBS TOYOSU
さまざまな場所に赴き日常的な物事に問いを立てる「哲学対話」を通して、「哲学する」行為が誰にとっても身近なものであることを伝えている、永井玲衣さん。
7月に新しく刊行された『世界の適切な保存』は、時間の経過により失われ忘れ去られていってしまうかけがえのないものと向き合いながら、「よく見て、問いを立て、よくきく」ことを繰り返してきた永井さんの記録をまとめた哲学エッセイです。
SPBS TOYOSUでは本書の刊行を記念し、著者である永井さんと、音楽家であり文筆家の寺尾紗穂さんによるトークイベントを開催します。
音楽活動の傍ら、戦争体験者個人の生きざまを丁寧に見つめたルポルタージュ作品を発表し続ける寺尾さんとともに、一人ひとりの“生”の断片や世界の欠片を記憶すること、保存すること、そしてその記憶を継承することがいかにして可能なのかについてお話しいただきます。
お二人の言葉や思いが共鳴する初対談をぜひ、お見逃しなく。
▷ 登壇者
永井玲衣(ながい・れい)
人びとと考えあう場である哲学対話を行っている。エッセイの連載のほか、政治や社会についておずおずとでも語り出してみる場「おずおずダイアログ」、せんそうについて表現を通し対話する、写真家・八木咲とのユニット「せんそうってプロジェクト」、Gotch主催のムーブメントD2021などでも活動。著書に『水中の哲学者たち』(晶文社)『世界の適切な保存』(講談社)。第17回「わたくし、つまりNobody賞」受賞。詩と植物園と念入りな散歩が好き。
寺尾紗穂(てらお・さほ)
2007年ピアノ弾き語りアルバム「御身」でデビュー。映画主題歌の提供やCM楽曲制作、新聞やウェブでの連載も多い。オリジナルの発表と並行して、土地に埋もれた古謡の発掘、リアレンジしての音楽発信をライフワークとするほか、芸術祭等でのリサーチを経ての表現活動も増えている。2022年ドキュメンタリー「Dear にっぽん」(NHK)のテーマ曲に「魔法みたいに」が選ばれ、教科書『高校生の音楽I』(教育芸術社)にも同曲が掲載。2022年10枚目のアルバム「余白のメロディ」は『ミュージック・マガジン』の年間ベスト(ロック部門)の10枚に選出された。
▷ 書籍について
『世界の適切な保存』
著者:永井玲衣
発行所:講談社
▷ 開催概要
■ 日時:
2024年9月11日(水)19:00~20:30
■ 場所:
①② SPBS TOYOSU(東京都江東区豊洲2-2-1 アーバンドックららぽーと豊洲3 4F)[MAP]
③④ オンライン参加の方はZoom ウェビナーのURLからご視聴ください。
■ 参加費:
① 会場参加チケット 2,200円(税込)
② 書籍付き会場参加チケット 4,070円(税込) *書籍は当日会場でのお渡しになります。
③ オンライン視聴チケット 1,650円(税込)
④ 書籍付きオンライン視聴チケット 3,705円(税込・送料込)
■ 定員:
会場参加 40名
オンライン&アーカイブ視聴 定員なし
お申し込み
こちらのリンクからお申し込みいただけます(イベント管理サービス・Peatixのページに移動します)。 定員に達した場合、その時点で受付を終了いたします。
注意事項
・当イベントはチケットをご購入いただいたすべてのみなさまに後日アーカイブ動画をお送りします。イベント終了後1週間(土日祝除く)以内に視聴リンクをお送りし、視聴期限は約1カ月となります。
・お客さまのご都合によるキャンセルは、原則としてお受けしておりません。
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