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【SPBS SPECIAL SEMINAR】ウェルカムに学ぶ 「経営戦略としてのデザイン」@虎ノ門

【SPBS SPECIAL SEMINAR】ウェルカムに学ぶ 「経営戦略としてのデザイン」@虎ノ門

 
いま、注目されている「ヒト・モノ・コト」にビジネス視点で迫る「SPBS SPECIAL SEMINAR」。
第2回となる今回は、数多くのブランド事業を手掛けているウェルカムグループ代表の横川正紀さんをゲストにお迎えして、「経営戦略としてのデザイン」をテーマにお話を伺います。

モデレーターには、ジャーナリストの川島蓉子さんをお迎えします。横川さんがどのように「デザイン」と向き合い、ビジネスに取り入れているのかを、インタビュー形式で紐解いていきます。
 
〈第1部〉ウェルカムの「編集力」「企画力」「運営力」とは
 
ウェルカムグループは、個人店の個性と多店舗店のスケールメリット、地域店の親しみやすさと商業施設店の利便性を共存させながら、独自のブランド=店舗展開を行ってきました。「質と量の最適解を模索し続ける」中で積み上げられた知見は、ブランド事業(B to C)だけでなく、ホテルや街づくり、コミュニティ形成といったクリエイティブ事業(B to B)にも活かされています。

ウェルカムの強みは、「編集力」「企画力」「運営力」という3つの力を持っていること。そして、これらを統合する大切な要素として、“デザイン力”と美しいモノやコトを見出していく磨かれた“センス”も持っていることです。ウェルカムに仕事を依頼する企業側も、お店で買い物を楽しむお客さまも、ウェルカムの“センス”に対する期待値が高いと想定されます。

第1部では、ウェルカムの3つの力とセンスに焦点を当て、それぞれの「力」の源泉を解き明かしていきます。
 
〈第2部〉「資産」としてのセンスとデザイン
 
ブランディングやイノベーションのためにはデザイン活用が有効であるという認識を示し、経営者にデザインへの投資を促した政策提言「『デザイン経営』宣言」が2018年に経産省から出されました。ウェルカムでは、宣言が出される18年前から、コーポレートブランディングとブランドデザインを両立させてきましたが、〈DEAN & DELUCA〉のようなセンスある店づくりや、「美しく、心地よくつながるためのデザイン」はどのようにして生まれてくるのでしょう?

第2部では、「デザイン」「センス」という無形の価値の活かし方にフォーカスして、どのようにデザインを定義し、どのようにセンスを共有しているのか、ウェルカム式デザイン経営の本質を明らかにしていきます。
 
〈第3部〉経営のリアリズム〜事業売却とウェルカムのこれからについて
 
自社のオリジナルとしてこれまで成長させてきて2つのブランド〈TODAY’S SPECIAL〉と〈GEORGE’S〉を売却しました。
ライバルは個人店と掲げオリジナリティを大切に育ててきた2つのブランドの売却に至った経緯、またその後のウェルカムの経営の方向性についてお話しを伺います。
 

▷ 開催概要

■ 日時:2024年10月1日(火) 15:00〜16:40(受付:14:45〜)
■ 定員:60名(先着順)
■ 参加費:3,300円(税込)
■ 会場:ARCH虎ノ門ヒルズインキュベーションセンター
(東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー4F)[MAP]
※オンライン配信はございません。

■ タイムテーブル:
15:00~16:20  トーク(約80分)
16:20~16:40  質疑応答(約20分)

■ お申し込み:
こちらのリンクからお申し込みいただけます(イベント管理サービス・Peatixのページに移動します)。

■注意事項
・お客さまのご都合によるキャンセルは、原則としてお受けしておりません。
 

▷ ゲスト


横川正紀(よこかわ・まさき)
ウェルカムグループ代表。1972 年東京生まれ。京都精華大学美術学部建築学科卒業後、2000 年に株式会社ウェルカム(旧社名:株式会社ジョージズファニチュア)を設立、DEAN & DELUCAやCIBONE など食とデザインの2つの軸で良質なライフスタイルを提案するブランドを多数展開。その経験を活かし、商業施設やホテルのプロデュース、官民を超えた街づくりや地域活性のコミュニティーづくりへと活動の幅を拡げている。武蔵野美術大学特別講師。
 

▷ モデレータ―


川島蓉子(かわしま・ようこ)
ジャーナリスト。1961年、新潟市生まれ。早稲田大学商学部卒業、文化服装学院マーチャンダイジング科終了。伊藤忠ファッションシステム株式会社にて、さまざまな分野の商品開発・ブランド開発に携わり、2021年退社。フリーランスとして、伊藤忠商事をはじめ、企業のブランドを強くするプロジェクトにかかわる。一方、ジャーナリストとして、連載原稿や書籍を手がけており、著書に『ビームス戦略』(PHP研究所)、『伊勢丹な人々』(日本経済新聞出版)、『すいません、ほぼ日の経営』(日経BP社)などがある。
 
 

▷ 「SPBS SPECIAL SEMINAR」について

いま、注目されている「ヒト・モノ・コト」にビジネス視点で肉薄するトークライヴイベントです。取り上げるジャンルは、フード、ファッション、エンタテインメント(映画、音楽、スポーツなど)、企業経営など幅広く、毎回ゲストスピーカーをお招きして開催いたします。トークライヴ終了後には、ゲストと直接会話ができる懇親会も予定しています。
 

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