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- 【イベント】隣の国の「詩」のはなしをしよう 〜詩人アン・ドヒョンを読み、BTSなど韓国カルチャーから詩を語る〜 原田里美×石井千湖 @ SPBS本店
「詩の国」といわれる韓国では、地下鉄のホームドアや公共のトイレの壁など、街中の日常的に目に入るような場所に詩が掲げられており、詩を専門に扱う書店も運営されています。韓国の小説やドラマの中でも、自然に詩が朗読される場面が登場します。国民にとって詩がとても身近な存在であるといえる韓国ですが、なぜなのでしょうか。
2024年10月11日に、韓国の詩人アン・ドヒョンさんの『独り 気高く 寂しく』が初邦訳されました。韓国で1994年に刊行された本作には、昨年放送された韓国ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」の第12話で朗読された作品「練炭一つ」も収載されています。
SPBSでは本作の刊行を記念し、韓国の詩と小説、文化に造詣が深い韓国語翻訳者の原田里美さんと、ライターの石井千湖さんをゲストにお迎えし、韓国の詩と文化に触れるトークイベントを開催します。
アン・ドヒョンさんの詩はもちろん、若手詩人の作品紹介などを通して、色褪せることなく年月を超えて心に残る「詩」の魅力を堪能し、日常に詩を取り入れる方法を模索します。
また、本イベントのためにアン・ドヒョンさんにご準備いただいた、詩の朗読の音声と日本の読者へのメッセージや、アン・ドヒョンさんの翻訳を担当したハン・ソンレさんと五十嵐真希さんの事前インタビューもご紹介します。
イベントにあわせて会場では、ゲストのお二人にお選びいただいた詩集や関連書籍が並びます。韓国の詩が気になっているけれど、なかなか手が伸びない、どの本から読めばいいのかわからないという方にも、気軽に手にとっていただける作品をトーク内でご紹介しますので、気になった本をぜひチェックしてみてください。
この機会に、韓国の詩に触れ、心にとどめておきたい作品を見つけてみてはいかがでしょうか。ご参加をお待ちしております。
▷ ゲストプロフィール
原田里美(はらだ・さとみ)
アートディレクター、グラフィックデザイナー。2016 年、ソウル大学校 言語教育院に語学留学し、ソウル市内の本屋を30 軒ほど巡る。現在も韓国の本屋、出版物のリサーチと韓国文学について学び続け、SNSで日韓の本や本屋を紹介。3rd bookshelfというレーベルで韓国のクリエイターのリトルプレスを翻訳し、刊行する活動もしている。不定期に読書会と詩の朗読会を開催。共訳書『日刊イ・スラ 私たちのあいだの話』(イ・スラ著/朝日出版社)、訳書『私的な書店 ──たったひとりのための本屋──』(チョン・ジヘ著/葉々社)がある。
石井千湖(いしい・ちこ)
大学卒業後に書店員となり、2004年より文芸を専門とするライターとして活動を開始。現在は新聞、雑誌、Webで幅広く活動中。著書に『文豪たちの友情』(新潮文庫)、『名著のツボ 賢人たちが推す! 最強ブックガイド』(文藝春秋)、『積ん読の本』(主婦と生活社)がある。
▷ 開催概要
■ 日時:2024年11月28日(木)19:00-20:30
■ 会場:SPBS本店(東京都渋谷区神山町17-3 テラス神山1F)[MAP] /オンライン配信
■ 参加費
① 会場参加チケット 2,200円(税込) *書籍は当日会場でご購入いただけます
② オンライン視聴チケット 1,650円(税込)
■ 定員:
① 会場参加 30名
② オンライン&アーカイブ視聴 定員なし
■ お申し込み:
こちらのリンクからお申し込みいただけます(イベント管理サービス・Peatixのページに移動します)。
▷ 注意事項
・お客さまのご都合によるキャンセルは、原則お受けしておりません。
・チケットをご購入いただいたすべてのみなさまに後日アーカイブ動画をお送りします。イベント終了後1週間(土日祝除く)以内に視聴リンクをお送りし、視聴期限は約1カ月となります。
・オンライン参加の方はZoom ウェビナーのURLからご視聴ください。
▷ 書籍について
『独り 気高く 寂しく』
著:アン・ドヒョン
翻訳:ハン・ソンレ
発行:オークラ出版
定価:2,475円(税込)
発売日:2024/10/11
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