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- 【トークイベント】せきしろ×又吉直樹 『そんな言葉があることを忘れていた』刊行記念 ~定型を解く、自由を詠む~
〈チケット発売:2024年12月15日(日) 午前10時~〉
俳句の「定型」という枠を超え、郷愁や日常の機微を独自の視点で切り取る自由律俳句。
その詩的で自由な世界で活躍されている作家・俳人せきしろさんの初の単独句集『そんな言葉があることを忘れていた』(左右社)の刊行を記念して、SPBS本店では、彼の作品に深い共感を寄せる又吉直樹さんをゲストに迎えてトークイベントを開催します。
せきしろさんと又吉さんは、共著の自由律句集『カキフライが無いなら来なかった』『まさかジープで来るとは』『蕎麦湯が来ない』を通じて、日常のさりげない瞬間を切り取り、型にとらわれない俳句の魅力を多くの人々に届けてきました。
本イベントでは、自由律俳句とは何か、言葉の持つ力、そして『そんな言葉があることを忘れていた』に込められた思いについて、お二人にじっくりとお話ししていただきます。
「型」を超えた言葉の旅に耳を傾ける、特別なひとときを体感してください。
▷ 開催概要
■ 日時:2025年1月18日(土)19:30-21:00 ※受付19:15~
■ 会場:SPBS本店(東京都渋谷区神山町17-3 テラス神山1F)[MAP]/オンライン配信
■ チケット:2024年12月15日(日) 午前10時より発売開始
① 会場参加 ¥2,750(税込)
② 会場参加(『そんな言葉があることを忘れていた』付)¥4,180(税込)*会場定員35名(先着順)
③ オンライン ¥1,650(税込)
④ オンライン(『そんな言葉があることを忘れていた』付)¥4,180(税込/送料込)
■ お申し込み:
こちらのリンクからお申し込みいただけます(イベント管理サービス・Peatixのページに移動します)。
▷ 注意事項
・イベントの写真撮影・録画・録音は禁止となります。ご協力のほどよろしくお願いいたします。
・お客さまのご都合によるキャンセルは、原則お受けしておりません。
・チケットをご購入いただいたすべてのみなさまに後日アーカイブ動画をお送りします。イベント終了後1週間(土日祝除く)以内に視聴リンクをお送りし、視聴期限は2週間となります。
・書籍の発送はイベント終了後になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
・オンライン参加の方はZoom ウェビナーのURLからご視聴ください。
▷ ゲスト
せきしろ
作家、俳人。一九七〇年、北海道生まれ。A型。北海道北見北斗高校卒。主な著書に『去年ルノアールで』『1990年、何もないと思っていた私にハガキがあった』『たとえる技術』『バスは北を進む』『放哉の本を読まずに孤独』など。また、又吉直樹との共著に『カキフライが無いなら来なかった』『まさかジープで来るとは』『蕎麦湯が来ない』などがある。2024年、初の単独自由律俳句集『そんな言葉があることを忘れていた』を左右社より刊行。
又吉直樹(またよし・なおき)
1980年大阪府寝屋川市生まれ。吉本興業所属。2003年にお笑いコンビ「ピース」を結成。
2015年に本格的な小説デビュー作『火花』で第153回芥川賞を受賞。同作は累計発行部数300万部以上のベストセラーとなる。2017年には初の恋愛小説となる『劇場』を発表。2022年4月には初めての新聞連載作『人間』に1万字を超える加筆を加え、文庫化。2023年3月、10年ぶりのエッセイ集となる『月と散文』を発売。他の著書に『東京百景』『第2図書係補佐』、共著に『蕎麦湯が来ない』(自由律俳句集)、『その本は』など。
又吉の頭の中が覗けるYouTubeチャンネル【渦】 https://www.youtube.com/channel/UCXPu1w_qdV3BJgs3dej5bjQ
オフィシャルコミュニティ【月と散文】 https://www.tsukitosanbun.com/ も話題。
▷ 書籍について
『そんな言葉があることを忘れていた』
著者:せきしろ
装幀・装画:櫻井久/装幀 植田陽貴/装画
発行:左右社
仕様:四六判変形 上製 248ページ
価格:本体2,300円+税
『カキフライが無いなら来なかった』『まさかジープで来るとは』など、又吉直樹とともに自由律俳句作家として活躍するせきしろ・初の単独句集。郷愁の極北をゆく全320句。
枠の中で生きられなかった俳人が定型ではなく自由律を志すことに必然性を感じるが、せきしろさんも平穏無事に社会生活を送れる感性ではない。やはり、せきしろさんも自由律を選んだのではなく、魂の形がすでに自由律だったのだろう。――又吉直樹(解説より)
【収録句より】
走る春の小学生に追い抜かれる
シンクで水が跳ねて響く内見
免許証コピーしただけで熱いサドル
盆踊りをやっている気配がすごい
風やんで夏がもうない
お湯が沸いて憂鬱が中断
漫画のスカジャンを着た人が怒っている
あなたの牡蠣は小さいから二個と仕切る人がいる
この静けさは雪だろうと窓へ
死が約束を破る
消える前に一句
誰もいなくなったとしても故郷
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