本と編集の総合企業

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SPBS THE SCHOOL「トランスローカルマップをつくろう!」短期集中講座(全5回)*申し込み受付を終了しました

SPBS THE SCHOOL「トランスローカルマップをつくろう!」短期集中講座(全5回)*申し込み受付を終了しました

 

講座事務局よりお知らせ

当講座は終了しました。現在募集中の講座・ワークショップはこちらからご覧いただけます。

 
世の中のさまざまなものを“編集”によっておもしろくする企業・SPBSが、また新たな参加型ワークショップを開催いたします。
 
今回のタイトルは「トランスローカルマップをつくろう! 短期集中講座」。9月に実施予定だった「SPBS THESCHOOL編集ワークショップ トランスローカルマップをつくろう!」のカリキュラムを見直し、全10回だったワークショップを5回にぎゅっと凝縮し、再構築しました。気軽に参加しやすい期間・価格・プロジェクト内容ながら、より密度の高い講座になります。
 
『MOMENT』編集・デザインチームをパートナーに、それぞれの分野で「トランスローカル」を体現する3名のゲストをお迎えします。参加者にはそれぞれのトランスローカルマップを制作していただきます。講義を軸としながらも、各回で出される課題に取り組んでいただく中で、編集、デザイン、取材などの実践的な内容も学ぶことができます。
 
今回のワークショップは、すべての回で『MOMENT』編集・デザインチームが講師として参加し、参加者に伴走。ゲスト講師には、アーティストの村上慧さん、ローカル・ジャーナリストの田中輝美さん、デザイナーの大原大次郎さんをお迎えします。最終回は『MOMENT』編集・デザインチームと3名のゲスト講師が、参加者の皆さんが考えた「トランスローカルマップ」を講評します(講師・カリキュラムの詳細は後述)。
 
オンラインでの開催になりますが、画面を見るだけの講義ではなく、話し合い、手を動かし、足を運び、身体を使ったワークショップになる予定です。参加者の皆さんが、それぞれの“トランスローカル”という視座から街を捉え直し、それぞれの地図を描いていくことを、講師陣・運営陣が全力でバックアップします。前回のワークショップに参加予定だった方はもちろん、今回初めてご覧になった方も、奮ってご参加ください!
 
※前回の企画詳細はこちらをご覧ください
 

MOMENT編集・デザインチームより

MOMENTは編集とデザインを往復しながら、雑誌を制作する小さなチームです。役割を固定し分業するのではなく、互いの領域に半歩踏み出しあいながらつくること。これは小さなチームだからこそできる制作の醍醐味かもしれません。
 
私たちは編集やデザインは専門家だけが持つ特別な技術ではなく、だれしもが使うことのできる手立てだと考えています。今回のワークショップへのご参加は、編集やデザイン、都市づくりに関わる方々に限りません。自分の生きる街にはもっと別の見方ができるはず、そんな小さな意志があれば、むしろレストランや旅館、書店に花屋などなど、多様な生業をもつ方の視点が交錯することで、思いもよらぬ視野がひらけてくるはずです。編集やデザインの手法を取り入れ、自分(たち)の小さなメディアを制作することを通じて、街との関係性をどう描き直していくか。MOMENTチームやゲストの方々と一緒に考えていきましょう。
 
多くの人がホームの息苦しさを感じている現在。自らの手で自分の地図が描けなくなっていく状況をどうやって打開するのか。このワークショップがMOMENT3号を制作しながら探索してきた問いをともに実践する機会になればと考えています。ご参加お待ちしています!

 

トランスローカルマップとは?

今回の講座では街の魅力やみどころを紹介するローカルマップの枠組みを超えて、別の視点で浮かび上がる独自の街のあり方を提示するメディア「トランスローカルマップ」の制作に取り組みます。たとえばゲスト講師の一人、村上慧さんは、ご自身のプロジェクトで、客観的に「正しい」地図ではなく、自分自身の身体で体験した経路と出来事のみを記述し、過去や現在、複数の時間軸が同居する地図を制作してきました。『MOMENT』で大切にしているトランスローカルを出発点に、マップのあり方をほぐし、一つのメディアとして紡ぎ直すことで、街と人とが関わる新たな回路をともにつくれたらと願っています。
 

カリキュラム

第1回 10月30日(土)9:00-12:00 「トランスローカルってなんだろう?」 

『MOMENT』編集デザインチームをスピーカーに、“トランスローカル”というコンセプトを紐解きながらワークショップの全体像を共有し、一人ひとりの「トランスローカルマップ」のイメージをつくっていきます。
 

第2回 11月13日(土)9:00-12:00「身体で都市を感じてみよう」
 ゲスト:村上慧さん(アーティスト)

『家をせおって歩く』など、村上さんのさまざまな活動のお話を伺いながら、身体を都市に浸すところから生まれてくる視点を追体験し、普段目に映る街の別の見え方を探ります。
 

第3回 11月27日(土)9:00-12:00「“ローカル・ジャーナリスト”の取材術」
ゲスト:田中輝美さん(ローカル・ジャーナリスト)

メディア制作に欠かせない“取材”という行為。ローカル・ジャーナリストとして日々実践を重ねている田中さんに、取材対象との向き合い方や、地域との関わり方について学んでいきます。
 

第4回 12月11日(土)9:00-12:00「デザインすることのデザイン」 
ゲスト:大原大次郎さん(デザイナー)

『MOMENT』をつくる上で大切にしている編集とデザインの往復。よく見せる、わかりやすく伝えるだけではないデザインが拓く可能性を、手を動かしながら探っていきます。
 

第5回 1月8日(土) 時間未定「トランスローカルマップ発表会」 
ゲスト:村上慧さん、田中輝美さん、大原大次郎さん

参加者の皆さんがつくった「トランスローカルマップ」を発表する回です。小さな成果でも、今回のワークショップで得たものを一つのメディアにして、思う存分表現してください。
 
*全ての回はZoomミーテイングを使用し、オンラインで行われます。
*全ての回に『MOMENT』編集デザインチームが登壇します。
*第1回〜4回は、前半に講義、後半にワークショップやディスカッションを行います。
*印刷物など実制作をする場合、費用は実費となります。
 

パートナー講師:『MOMENT』編集・デザインチーム


白井瞭(しらい・りょう)さん
早稲田大学文化構想学部卒業。在学中より(株)リ・パブリックにおいて、「シリアルイノベーター研究会」(成熟企業で連続的にイノベーションを起こす人材の行動原理と環境を研究する組織)の運営などに関わる。その後、オランダの学際的研究実践機関MediaLAB Amsterdam を修了、2016年にリ・パブリックに入社。福井市のXSCHOOL、環境省のmigakibaなど都市型事業創造プログラムの企画運営などに関わる。2019年、トランスローカルマガジン『MOMENT』創刊。
 

片岡裕美子(かたおか・ゆみこ)さん
編集者。一橋大学社会学部卒業。月刊誌『東京人』の編集に長く関わり、2016年に独立。フリーランスでの編集/執筆を行う。編集した書籍に『東京田園モダン』『渋谷の秘密』(単行本/いずれも三浦展著)など。(株)リ・パブリックでは雑誌『MOMENT』などの編集や福井市のXSCHOOLプロジェクトなど、都市の文化や資源、産業を読み解き実践するプロジェクトに携わる。
 

飯田将平(いいだ・しょうへい)さん
2011年武蔵野美術大学建築学科中退後、同年からフリーランスのデザイナーとして活動。雑誌や書籍のアートディレクション、美術展や建築物にまつわるサイン計画を中心にさまざまな領域のデザインに携わる。2017年よりスタジオを鎌倉に移し、谷戸の古い家を改修しながらオルタナティブスペースを計画している。
 

ゲスト講師


村上慧(むらかみ・さとし)さん
東京都生まれ。私(わたくし)と公(おおやけ)の関係に着目し、個人の生活が社会に与える影響を考察している。2014年より自作した発泡スチロール製の家に住む《移住を生活する》プロジェクトを始める。2021年からは広告を掲げた家を制作し、その広告収入によって暮らすプロジェクト《広告看板の家》を行っている。近年の主な展覧会に「村上慧 移住を生活する」(金沢21世紀美術館)、「高松コンテンポラリーアート・アニュアル vol.08」(高松市美術館)など。著書に『家をせおって歩く かんぜん版』(福音館書店、2019年)などがある。
http://satoshimurakami.net
 

田中輝美(たなか・てるみ)さん
島根県浜田市出身・在住。山陰中央新報記者を経て2014年独立。フリーランスのローカルジャーナリストとして、島根を拠点に地域のニュースを記録している。著書に『関係人口の社会学』(大阪大学出版会)、『地域ではたらく「風の人」という新しい選択』(ハーベスト出版)など。100年発行することを掲げた新しいかたちの年刊誌『みんなでつくる中国山地』を2020年、仲間と創刊した。博士(人間科学)。2021年、島根県立大学地域政策学部に着任。
http://www.tanakaterumi.com
 

大原大次郎(おおはら・だいじろう)さん
グラフィックデザイナー。タイポグラフィを基軸としたデザインワークや映像制作に従事するほか、展覧会、ワークショップ、フィールドワークなどを通して、言葉や文字の新たな知覚を探るプロジェクトを多数展開する。近年のプロジェクトに、重力を主題としたモビールのタイポグラフィシリーズ〈もじゅうりょく〉、ホンマタカシによる山岳写真と登山図を再構築したグラフィック連作〈稜線〉、音楽家・蓮沼執太、鴨田潤と共に構成する音声記述パフォーマンス〈TypogRAPy〉などがある。
https://oharadaijiro.com
 

トランスローカルマップをつくろう![短期集中講座(全5回)] 

■ 開講期間:2021年10月30日(土)〜2022年1月8日(土)(全5回/オンライン開催のみ)
■ 受講料:
一般:60,500円(税抜 55,000円)
学生:49,500円(税抜 45,000円)
*分割払いあり(2回まで)
■ 定員:30名様(先着順)
■ お申し込み先:募集終了いたしました。
*講義はすべて、Zoomで行います。
*講義のアーカイブ動画は、ワークショップ開催期間中何度でも視聴できます。
 

よくあるお問い合わせ

Q1.編集やデザイン未経験でも参加可能ですか?
A1.もちろん大丈夫です。
 
Q2.編集やデザインの技術は身につきますか?
A2. 技術の習得に主眼を置いた講座ではありませんが、『MOMENT』編集・デザインチームやSPBSの編集スタッフ、その他ゲストによるマップ制作のサポートを通して、編集やデザインの考え方や手立てについて学ぶことができます。
 
Q3.編集者として働いているのですが、参加可能ですか?
A3. 可能です。職業・職種による参加資格の制限はございません。
 
Q4. ワークショップに参加するにあたり、用意するものはありますか?
A4. オンライン開催のため、インターネットへの接続環境とPCやタブレットなどのデバイスが必要です。それ以外に特別なツールは不要です。
 
Q5. すべての講義に出席できそうにないのですが、補講などでサポートいただくことは可能ですか?
A5. 個別の補講はできませんが、すべての講義が動画でアーカイブ化されますので、出席できなかった回も受講期間中は動画でご視聴いただけます。
 
Q6. 受講者同士の交流はありますか?
A6. SNSを使ったオンライングループの作成や、開講期間内のどこかで質問会などのイベントを予定しています。
 
Q7. 途中で受講を続けられなくなった場合、受講料は返金されますか?
A7. ワークショップ開講後の返金は、原則として受け付けておりません。
 

SPBSTHE SCHOOL編集ワークショップお問い合わせ先

school@shibuyabooks.co.jp

 

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