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- 【SPBS THE SCHOOL】 銭湯支配人、銭湯活動家から学び、銭湯で実施する企画を考える教室。SPBSワークショップ「銭湯の編集術」*申し込み受付を終了しました
居心地が良く、人が集まる場に編集あり──。
家庭風呂の普及と共に減少し、一時ほどの活気はなくなったかに見えた銭湯。そんな銭湯の中から、さまざまな工夫を取り入れ、人を惹きつけ、街を動かすユニークな場が生まれ始めています。
伝統的な銭湯文化に、趣向を凝らした特別な薬湯を取り入れたり、ブームにより再定義されたサウナ文化やデザイン、音楽、映画、暮らしの提案まで、入浴にとどまらない要素を取り入れたり……。
異質なものを掛け合わせ、編み合わせて新たな付加価値をつくる。これはまさに、SPBSがチャレンジしてきた“編集”ではないか! と考えたSPBSが今回、編集ワークショップシリーズのテーマに掲げたのは「銭湯」です。
このワークショップでは銭湯のリアルな経営を学びながら、それを踏まえた上で、これからの時代に即した新たな銭湯をつくるための企画を考えていきます。銭湯オーナーの目にとまった企画はリアルに実現することも。
講師には、銭湯文化に新しい波をもたらしている銭湯支配人や銭湯活動家のみなさんをお迎えします。
銭湯の経営に興味のある方、編集的視点で企画力を磨きたい方、街に活気を生み出したい方、ただひたすら銭湯が好きな方、どなたにも学びのある内容です。
「銭湯の編集」を通じて、「人と人」「人と場」がつながり、より豊かな銭湯文化が広がっていくことを願っています。
インスタライブガイダンスのご案内
メインパートナーの新保さんとワークショップの全体像やカリキュラム詳細について説明するインスタライブを開催しました。こちらのリンクからご覧いただけます。
インスタライブ・タイムライン
0:00~イントロダクション
1:25~SPBSについて
4:25~SPBS THE SCHOOLについて
5:00~企画趣旨
7:40~カリキュラム説明
9:50~第一回「銭湯の編集術」
11:38~第二回「生き残るための銭湯経営」
14:10~第三回「銭湯の理想と現実」
16:55~第四回「銭湯から広げるまちづくり」
18:55~第五回「企画発表会」
22:08~おわりに
メインナビゲーター
新保卓也・朋子(しんぼ・たくや・ともこ)さん/「黄金湯」「大黒湯」支配人
日本文化の息づくまちである墨田区にて約90年。 地域の公衆衛生を守る「大黒湯」と「黄金湯」と「さくら湯」を営む新保家の3代目夫妻。 日本特有の「銭湯文化」に対する深い愛情と、それを未来に繋いでいくという強い使命感を持つ。 伝統を継承しながらも、これからの時代の新しいスタイルの銭湯を常に模索し、価値の創造に挑み続けている。
黄金湯・大黒湯について
黄金湯
東京下町・錦糸町の銭湯。創業90年。これからの時代の新しいスタイルの銭湯を目指し、クリエイティブチームを結成。約2年の歳月をかけ、2020年にリニューアル。 サウナ、クラフトビール、DJブース、ホステルなどを付加価値として提供し、話題の絶えない施設として日本の銭湯文化を牽引する銭湯。遠方からも多くの銭湯ファン・サウナファンが足繁く通う。
Twitter@koganeyu1
Instagram@koganeyu1010
大黒湯
東京下町、スカイツリー眼下の温泉銭湯。創業70年。2012年に3代目新保夫妻が引き継いでからは、23区初となるオールナイト銭湯の運営や、スカイツリーを望む大型の露天風呂の新設など、さまざまな挑戦により来場客数を5倍以上に。築70年の建物に、新旧の銭湯の良さを融合させた東京随一の人気銭湯。地元の人々のみならず、新たな銭湯ファンも惹きつけている。
Twitter@daikoku_yu
Instagram@daikokuyu.onsen
ゲスト講師
真神友太郎(まがみ・ゆうたろう)さん/ニコニコ温泉株式会社代表
「銭湯は未来に生き残ったほうがよい」を信条に、休業・廃業の銭湯の引き継ぐ事業を実践するニコニコ温泉株式会社の代表。銭湯が短期間に黒字化⇒存続可能となるための「ニコニコ流銭湯経営術」を駆使し、引き継いだ銭湯を即時復活させる事業活動を展開している。今年は地方・過疎地でも黒字・永続可能な「立地不問・極小銭湯モデル」を編集(研究開発)中。
Twitter@magami_yutaro
〈西小山・東京浴場〉
Twitter@245tokyoyokujo
Instagram@245tokyoyokujo
湊三次郎(みなと・さんじろう)さん/ゆとなみ社代表
1990年に静岡県浜松市で生まれ、大学生の時に京都へ移住。銭湯サークルを立ち上げ、京都府内で200軒、合計で700軒ほどの銭湯を巡る。アパレルメーカーに勤務後、脱サラして「サウナの梅湯」を再建する。そのほか「ゆとなみ社」として京都府の「源湯」、滋賀県の「容輝湯」、愛知県の「人蔘湯」、大阪府の「みやの湯」の銭湯経営と、滋賀県の「都湯」、東京都の「十條湯」の経営支援する銭湯活動家。「銭湯を日本から消さない」が信念。
Twitter@37sanjiro10
Instagram@sanjiro_minato
〈サウナの梅湯〉
Twitter@umeyu_rakuen
Instagram@umeyu_rakuen
加藤優一(かとう・ゆういち)さん/銭湯ぐらし代表
1987年生まれ。東京都杉並区の銭湯「小杉湯」を起点に、銭湯つきシェアスペース(小杉湯となり・はなれ・別荘・湯パートなど)を企画・経営。建築の企画・設計・運営を通して、公共空間の再生や全国のまちづくりに携わる。近作に「佐賀県庁・城内エリアリノベーション」「古湯温泉廃校再生」、近著に『CREATIVE LOCAL』など。(社)最上のくらし舎理事、公共R不動産/OpenAマネージャーを兼職。
Twitter@kato_yuichi
Instagram@kato_yuichi
〈銭湯ぐらし〉
Twitter@sentogurashi
Instagram@sentogurashi
〈小杉湯〉
Twitter@kosugiyu
Instagram@kosugiyu_sento
〈小杉湯となり〉
Twitter@kosugiyu_tonari
Instagram@kosugiyu_tonari
カリキュラム
受講生のみなさまには、最終回までにリニューアルにより生まれ変わった「黄金湯」もしくはレトロな老舗銭湯「大黒湯」で開催する企画を考えてプレゼンしていただきます。
優れた企画は現地にて実施させていただく予定です。
*メインナビゲーターの新保さんは全ての回に参加します。
*講義の前半はゲストとナビゲータ―によるレクチャー、後半は受講生も含めたディスカッション形式のワークショップを予定しております。
第1回 5/8(日)10:00-13:00
講義|「温故知新の銭湯編集」
ゲスト講師|新保卓也・朋子さん〔「黄金湯」「大黒湯」支配人〕
家業として70年続く老舗銭湯「大黒湯」を営み、廃業が決まっていた「黄金湯」を継業、約100年続く伝統をアップデートし、真新しい形で銭湯業界を盛り上げる新保夫妻。
温故知新を体現する銭湯支配人からこれからの銭湯の編集術を学びます。
第2回 5/22(日)10:00-13:00
講義|「生き残るための銭湯経営」
ゲスト講師|真神友太郎さん〔ニコニコ温泉株式会社代表〕
街の中で銭湯が生き残るためにすべき取り組みとは何か。
銭湯経営の実態をリアルなデータをもとに学び、
次世代まで継続させるためにお風呂以外の様々なものを組み合わせる術と
これからの銭湯経営について探っていきます。
第3回 6/5(日)10:00-13:00
講義|「銭湯の理想と現実」
ゲスト講師|湊三次郎さん〔ゆとなみ社代表〕
「銭湯を日本から消さない」をモットーとする銭湯継業専門集団の代表が、これまでの経験をもとに銭湯仕事で避けては通れない問題にフォーカスをあて、普段なかなか語られない負の部分まで包み隠さず明かします。銭湯の現実を受け止めたうえで、未来の展望を考えていきます。
第4回 6/19(日)10:00-13:00
講義|「銭湯から広げるまちづくり」
ゲスト講師|加藤優一さん〔銭湯ぐらし代表〕
エリアリノベーションの観点から銭湯という場の可能性を見出している「銭湯ぐらし」の代表から、街の点と点を繋げる仕組みを学びます。銭湯で行う企画をはじめ、良いコミュニティの築き方、心地よいコミュニケーションの在り方について考えていきます。
第5回 7/3(日)10:00-13:00
講義|「企画発表会」
ゲスト講師|新保夫妻ほか
最終回では、講義で学んだことを生かしつつ思い思いの銭湯企画を発表します。
新保夫妻の目にとまった企画は実際に黄金湯または大黒湯で実施できます。
(実施企画の発表は後日となります)
実施の可否に関わらず、講師の方々から現実的なフィードバックを受けることで
これからの銭湯業界を盛り上げていく術について考えていきます。
*開講期間中に、黄金湯または大黒湯にて職業体験会を実施する予定です。
受講生同士の交流を深め、最終回で発表する企画の解像度を上げられる内容にできればと思います。日程と詳細が確定次第、発表させていただきます。
ご期待くださいませ。
開催概要
Aコース_【現地参加@東京・豊洲】(全5回)*受付終了しました
銭湯について深く学び、銭湯で実施する企画を考えるコースです。
講師の皆様からのレクチャーや受講生同士のディスカッションなどを通して、
銭湯の在り方を考えながら、銭湯をアップデートしていくための編集力を磨いていきます。
カリキュラムの最終回では「黄金湯」もしくは「大黒湯」で行う企画を立案し発表します。優れた企画は実際に実施する予定です。
銭湯を生業にしたいと本気で考えている方はもちろん、地域創生の観点から銭湯という場に大きな可能性を感じている方、ただひたすら銭湯が好きな方にとっても学びや気づきのある内容です。
【こんな人に受けてほしい】
・銭湯の仕事に本気で興味がある人
・編集的視点で企画力を磨きたい人
・銭湯という場に大きな可能性を感じている人
・普段番台に立つことがほとんどない、現役で活躍する銭湯支配人、銭湯活動家の方々との繋がりを築きたい人
■ 日程
5/8(日)、5/22(日)、6/5(日)、6/19(日)、7/3(日)
*すべて時間は10:00〜13:00
*欠席者には、後日アーカイブ動画のリンクをお送りします(期間限定配信)
■ 会場
SPBS TOYOSU(東京都江東区豊洲2-2-1アーバンドックららぽーと豊洲3 4F[MAP]*有楽町線豊洲駅直結)
*1~5回目の講義はSPBS TOYOSUにて行います。
*開講期間中に黄金湯または大黒湯にて職業体験会を予定しています。
(日程詳細は分かり次第告知します)
■ 受講料
45,000円(税込49,500円)
■ 定員
先着20名
Bコース_【講座後アーカイブ視聴】*受付終了しました
これまでのワークショップにご参加いただいた方から、「遠方だけど参加したい」「講義だけでも聞きたい」というリクエストをいただき、各回のレクチャー部分をアーカイブ動画で視聴できるコースをご用意しました。ワークショップ終了の約1か月後まで自由に閲覧できます。
【こんな人に受けてほしい】
・遠方にお住まいの人
・地方銭湯の支配人、活動家の方
・銭湯仕事に興味があり、講義だけでも聞きたい人
■ 受講料
先行販売特別価格:12,000円(税込13,200円)
■定員
先着30名
*~5/2までの募集期間は先行販売特別価格となります。
受付終了後、価格を15,000円(税込16,500円)に変更し再販売する予定です。(日程未定)
申し込み方法/初日までの流れ
*本講座は満席となったため申し込み受付を終了いたしました。
お申し込み受付後、SPBSからお支払い方法についてご連絡差し上げます。
↓
入金確認ができましたら、今後のご連絡方法などのご案内とアンケートを送付します。
簡単な自己紹介シートもご記入いただき、期日までにご提出いただきます。
↓
いよいよ当日!
よくあるお問合せ
Q.ワークショップに参加するにあたり、用意するものはありますか?
A.できる限りいろいろなタイプの銭湯に足を運んでみることをおすすめします。
また、Aコースを受講される方はコミュニケーションツールとしてSlackを使用する予定ですので、アプリをダウンロードできる端末(スマートフォンやPC)をご用意ください。
そのほか、課題の提出にはワードやパワーポイントなどの編集ソフトで資料を作成していただく予定です。
Q.銭湯支配人または銭湯で働いているのですが、参加可能ですか?
A.可能です。職業・職種による参加資格の制限はございません。
Q.すべての回に参加できなくても大丈夫ですか?
A.そのような方に向けて、アーカイブ配信をご用意しています。Aコースの方は欠席の回の補習や出席した回の復習にお役立てください。
課題への講評・コメントやご質問には可能な限りお答えできるようにいたします。
Bコースの方は時間と場所の制限のない受講が可能です。
Q.受講者同士の交流はありますか
A.オンライングループの立ち上げや、開催期間のどこかで実際に黄金湯、大黒湯にて行う職業体験回も予定しております。また、期間中はコミュニケーションツールとしてSlackを使用して情報伝達や交流をはかります。(Aコースのみなさまに限り)
Q.途中で受講を続けられなくなった場合、受講料は返金されますか?
A.ワークショップ開講後の返金は、原則として受け付けておりません。
そのほかの注意事項
・最少催行人数に達しなかった場合、開催を見送る場合がございます。あらかじめご了承ください。
・次回の連絡など、開講中のコミュニケーションツールはSlackを使用します。
・新型コロナウイルス感染対策のため、受講生同士の距離を設け、全員がマスク着用した状態でご参加いただきます。また、参加者にはスタッフも含めて検温を徹底いたします。会場にいらっしゃる受講生には、マスクの着用と入場前の検温にご協力いただきます。
ワークショップ会場となる〈SPBS TOYOSU〉ご紹介
SPBS TOYOSUは本とカフェとラウンジがあるお店です。
ワークショップ終了後もカフェエリアで本棚を見ながらゆっくりお過ごしいただけます。
SPBS THE SCHOOLとは?
SPBS THE SCHOOLは、「編集」を通して世の中を面白くする遊びと学びのラボラトリーです。古今東西の全ての本、著者、編集者をパートナーに迎え、日常のもの・こと・場所を観察し、意味を捉え直すことで、自分と世の中に小さな変化を起こしていきます。
現在受付中・過去に開催したワークショップはこちら→
SPBSワークショップ「銭湯の編集術」
■ 期間:2022年5月8日(日)~7月3日(日)
■ 申し込み:*本講座は満席となったため申し込み受付を終了いたしました。
■ 主催:合同会社SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS
■ 担当:SPBSメディア事業部SPBS THE SCHOOLチーム 北村・工藤
本企画に関するご相談やご質問などはお気軽にお問い合わせください。
お問い合せ先:school@shibuyabooks.co.jp
*土日祝を除き、お問合せの翌日までにご返信します。
講座事務局よりお知らせ
当講座は終了しました。現在募集中の講座・ワークショップはこちらからご覧いただけます。