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【イベント】『子どもたちに民主主義を教えよう』刊行記念トークイベント 鴻上尚史×工藤勇一×苫野一徳「多様性の時代を生き抜く力を育む教育とは」

【イベント】『子どもたちに民主主義を教えよう』刊行記念トークイベント 鴻上尚史×工藤勇一×苫野一徳「多様性の時代を生き抜く力を育む教育とは」

SPBS TORANOMONでは、『子どもたちに民主主義を教えよう―対立から合意を導く力を育む』(あさま社)の刊行を記念し、著者である横浜創英中学・高等学校長の工藤勇一さんと、教育哲学者の苫野一徳さんをスピーカーにお迎えし、トークイベントを開催します。
 
2020年3月まで校長を務めていた千代田区立麹町中学校で、宿題廃止、定期テスト廃止、固定担任制廃止など、公立学校の常識を覆す型破りな改革を推進した工藤勇一校長。
そして、哲学者として「教育とは何か」「学校が果たすべき役割とは何か」という原理原則に基づき、教育の本質を問い続けている教育哲学者の苫野一徳さん。
 
お二人がタッグを組んだ本書では、“民主主義を土台とした教育”を最上位の目標に掲げ、多数決をはじめとする、「誰かが決めてくれる」という“当事者意識”を失った従順な子を育てる教育の危うさを浮き彫りにして、「誰も取り残さない」教育はどのように実現されるか、課題と実践について深く解説されています。
 
ゲストには、3部作『人間ってなんだ』 『人生ってなんだ』 『世間ってなんだ』(すべて講談社)を今夏に刊行され、いずれもベストセラーとなっている作家・演出家・映画監督の鴻上尚史さんをお迎えします。
 
鴻上さんと工藤さんは、2021年に上梓された共著『学校ってなんだ!日本の教育はなぜ息苦しいのか』(講談社)の中で、自立できない日本の教育システムに鋭く切り込み、常識に縛られない学校論を提唱しました。
 
本イベントでは、学校改革を最前線で主導する工藤勇一さん、苫野一徳さん、そして多くの著書と演劇を通じて、日本独自の「世間=同調圧力」に疑問を投げかけている鴻上尚史さんをお迎えして、これからの時代に必要な、真の自立する力が身につく学校教育についてお話しいただきます。
 
多様性の時代が加速し、不確実な世界を生き抜く力が求められる現在。ビジネスにおいても場所や時間に縛られることなく働ける時代となり、変化に対応できる自立した人材の育成が急務となっています。
学校関係者、保護者の方はもちろん、ビジネスパーソンにも役立つ知識が満載の内容となっています。ぜひ、ご期待ください。
 

ゲスト


鴻上尚史(こうかみ・しょうじ)さん
1958年愛媛県生まれ。早稲田大学法学部卒業。作家・演出家・映画監督。大学在学中の1981年、劇団「第三舞台」を旗揚げする。’87年『朝日のような夕日をつれて’87』で紀伊國屋演劇賞団体賞受賞、’94年『スナフキンの手紙』で岸田國士戯曲賞を受賞。2007年に旗揚げした「虚構の劇団」の旗揚げ三部作戯曲集『グローブ・ジャングル』では、第61回読売文学賞戯曲・シナリオ賞を受賞した。著書に『あなたの魅力を演出するちょっとしたヒント』『青空に飛ぶ』(ともに講談社文庫)、『「空気」と「世間」』『不死身の特攻兵』(ともに講談社現代新書)、『ベター・ハーフ』(講談社)、『鴻上尚史のほがらか人生相談』(朝日新聞出版)、『人間ってなんだ』『人生ってなんだ』『世間ってなんだ』(講談社+α新書)など多数。
 

工藤勇一(くどう・ゆういち)さん/横浜創英中学・高等学校長
1960年山形県鶴岡市生まれ。東京理科大学理学部応用数学科卒。山形県公立中学校教員、東京都公立中学校教員、東京都教育委員会、目黒区教育委員会、新宿区教育委員会教育指導課長などを経て、2014年から千代田区立麹町中学校長。教育再生実行会議委員、内閣府 規制改革推進会議専門委員、経済産業省 産業構造審議会臨時委員など、公職を歴任。2020年3月まで千代田区立麹町中学校で校長を務め、宿題廃止・定期テスト廃止・固定担任制廃止などの教育改革を実行。一連の改革には文部科学省が視察に訪れ、新聞各社・NHK・民放各局などがこぞって取り上げるなど話題となる。初の著書『学校の「当たり前」をやめた。生徒も教師も変わる! 公立名門中学校長の改革』(時事通信社)は10万部を超えるベストセラーに。著書に『麹町中学校の型破り校長 非常識な教え』、『最新の脳研究でわかった! 自律する子の育て方』(以上SBクリエイティブ)、『学校ってなんだ! 日本の教育はなぜ息苦しいのか』(鴻上尚史氏との共著/講談社現代新書)など。
 

苫野一徳(とまのいっとく)さん/哲学者・教育学者。
1980年生まれ。熊本大学大学院教育学研究科准教授。博士(教育学)。早稲田大学教育学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程修了。専攻は哲学・教育学。経済産業省「産業構造審議会」委員、熊本市教育委員のほか、全国の多くの自治体・学校等のアドバイザーを歴任。著書に『学問としての教育学』(日本評論社)、『「自由」はいかに可能か』(NHK出版)、『どのような教育が「よい」教育か』(講談社選書メチエ)、『勉強するのは何のため?』(日本評論社)、『はじめての哲学的思考』(ちくまプリマ―新書)、『「学校」をつくり直す』(河出新書)、『教育の力』(講談社現代新書)、『子どもの頃から哲学者』(大和書房)など多数。
 

書籍について


『子どもたちに民主主義を教えよう―対立から合意を導く力を育む』
定価:1,980円(税込)
発行:あさま社
発売:英治出版
 

開催概要

■ 日時:2022年11月18日(金)19:00〜20:30 *受付:18:45~
■ 会場:ARCH虎ノ門ヒルズインキュベーションセンター(東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー4F)/オンライン
■ 参加方法:
①会場参加 ¥1,650(税込)
②オンライン参加(視聴のみ) ¥1,650(税込)
③オンライン参加(書籍『子どもたちに民主主義を教えよう』付)¥3,410(税込/送料込)
*イベント終了翌日から1週間限定のアーカイブ配信がございます。
■ 申し込み:こちらのリンクから申し込みいただけます(イベント管理サービス・Peatixのページに移動します)。
■ 主催:SPBS TORANOMON
■ 協力:あさま社/講談社/ARCH虎ノ門ヒルズインキュベーションセンター
 

注意事項 *必ずご確認ください。

・イベントの撮影・録音はご遠慮いただいております。
・お申し込み日により、「書籍付チケット」の書籍のお届けはイベント終了後になる場合がございます。
・お客さまのご都合によるキャンセルは、原則お受けしておりません。
・新型コロナウイルスの感染状況により、内容を変更する場合がございます。変更する場合はSPBSのホームページにてお知らせいたします。
 

会場ご参加のみなさま

・当日はご自宅で体温測定のご協力を必ずお願いいたします。熱が37.5℃以上、または体調に異変を感じる場合は参加をお控えいただいております。お電話(03-6457-9778)かメール(spbs.toranomon@shibuyabooks.co.jp)でご連絡ください。
・会場入り口での手の消毒、マスクの着用を必須といたします。マスクの着用がない場合は参加をお断りいたしますので、ご了承ください。
 

本件に関するお問い合わせ先

SPBS TORANOMON
03-6457-9778

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