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- 【展示】足立涼 個展『Other Space, Other Points, In Other Words』@ SPBS本店
写真表現を用いて「時空間と人の関係」をテーマに作品を制作する、写真家の足立涼さん。SPBS本店では足立涼さんの個展『Other Space, Other Points, In Other Words』を開催します。
今回の個展は、昨年行われた巡回展『Other Space, Other Points』に別の視点から作品を加えた展示です。
『過去にそこに存在していた人々と写真を介してコミュニケーションを作る』というテーマのもとに展示される作品は、過去の気配をまとっているようで、どこか寂し気でありながら、温かみを感じます。
見ていると心が落ち着いていくような温かな作品を、ぜひ店頭にてお楽しみください。
足立涼 個展『Other Space, Other Points, In Other Words』@SPBS本店
■ 日時:2023年3月3日(金)~3月17日(金)
*11:00-21:00の短縮営業中
*最終日は18時まで
■ 場所:SPBS本店(東京都渋谷区神山町17-3テラス神山1F)[MAP]
■ プロフィール:
足立涼(あだち・りょう)
写真家。1989年岐阜県生まれ。愛知県立芸術大学大学院 美術研究科日本画専攻修了。
大学では伝統的な絵画技法を学び、平行して写真での制作を始める。
2015年より写真による制作に重点を移し、時間や空間を介したコミュニケーションを
コンセプトに置いた作品を発表。2020年より巡回展「Other space, Other points」を各地で開催。
現在、愛知県を拠点に活動を続けている。
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展示ステートメント
『今生きている人間の背後には30人の幽霊が立っている』という話を聞いたことがある。
地球の上ではかつて、およそ1千億人の人々が現れては去っていった。 その数は夜空に輝く星の数と同じだそうだ。
家の前のいつもの交差点で、または異国の渇いた大渓谷に立った時にでも 彼らは何を語るでもなくそこに佇んでいる。
それは喫茶店の形をしていたり岩だったり、何かの機械だったりする。 彼らの気配を感じ取った時、心地よい感覚が僕を包み込んでくれる。 それは時間や空間を超えたコミュニケーションなのだ。
遠いの国の大きな山脈や、自分が暮らしているこの小さな街も 宇宙という枠組みの中に存在しているこの世界で
『人と向き合うこと』とはどういうことなのか 答えを探しているのかもしれない。