本好きが集まる代表イベント「読書会」。そこにはいったいどんな人たちが集い、どんな話をしているのか。
『本の練習生』は、「本は好きですか」と聞かれるたびに思考を巡らせ答えに詰まってしまうライターの碇雪恵さんが、多和田葉子の『雪の練習生』の読書会の伴走者〈一緒に読む人〉となり、双子のライオン堂で開催された全6回に渡る連続読書会の様子をレポートした記録文学。
著者が身構えていた読書会のイメージは、半年の読書会でどのように変化するのか、読書会の効能とはなんなのか。
知らない人が集う場での自身の発言への振り返りや、普段の生活では会うことのなさそうな人への興味も含め、読書会の周辺の日常なども描かれます。
著者と同様、「バズってるものに振り回」されていると気づいた人にはまず手に取ってもらいたい、読書会にも『雪の練習生』にも興味が湧いてくるわくわくする1冊です。M
著者:碇雪恵
出版社:双子のライオン堂出版部
発売日:2025年9月20日
イラスト:碇雪恵
ブックデザイン:竹田ドッグイヤー
B6変形、並製/98ページ
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