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頭木弘樹

痛いところから見えるもの

¥1,700 (税抜)

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3/25(水)頭木弘樹さん登壇イベント開催決定!

◎詳細・お申し込みはこちら
https://spbshonten20260325.peatix.com/

 

「痛みと共に暮らしている。
朝起きて痛みがないと、それだけでものすごく幸せで、木漏れ日が美しく輝き、天使が舞っていそうなほどだ」

大学生3年生のときに突然、下痢や血便が続き、ひどい腹痛に悩まされるようになった著者は、難病の潰瘍性大腸炎であると告げられる。手術後に麻酔が切れ、病院のベッドで海老反りになって苦しみ、大腸内視鏡検査ではとても言葉では説明できない、耐えがたい痛みを経験する。出すぎる病の15年後には、出ない病である腸閉塞の相当な痛みを経験する。

痛みを「わかる」と言われることや過酷な経験を「大変だった」のひと言でまとめられることへの違和感、経験しない痛みを誰かに伝える難しさ。

『絶望名人カフカの人生論』ほか、さまざまな文学の紹介者でもある頭木弘樹さんが、言葉にならない自身の痛みの経験を振り返りながら、さまざまな文学、エッセイ、闘病記を引用参照し、「痛い人と痛くない人のあいだにある本」をめざして作られた1冊。M

著者:頭木弘樹
発行:文藝春秋(2025年9月11日)
320ページ