「ありふれた不快さをどう解消していくかと考えた時、対象を悪魔化して忌避するのではなく、逆に踏み込んではどうだろうか、と思うようになった」
『35歳からの反抗期入門』 『本の練習生』など、人気作品を執筆するライター碇雪絵さんによる最新刊『そいつはほんとに敵なのか』が入荷。
駅員に声を荒げるおじさんや、友人関係の「重さ」について考え、「外の評価が届かない場所」を作る試みを実践し、支持しない政党の支持者に話を聞きに会いに行く。
見えない相手を憎み、距離を取るのは簡単だ、それでは理解できないものに接触するならどうなのか?
SNSを漂う透明な敵ではなく、そこにいる人物に正面からアプローチして気づいたことが真摯に描かれるエッセイ集。
今まで自分が「何を」書いてきたか、そしてそれはなぜなのか、自問して、書き続けては考える。猥雑な情報の草原を掻き分けるようにずんずん前進する、止まらない著者の思考と実践の記録。M
著者:碇雪恵
出版社:hayaoki books
発売日:2026年1月29日
編集:原航平
ブックデザイン:沼本明希子(燦々)
ぬいぐるみ:ムッスリ
撮影:上村窓
四六判/176ページ
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