タイトルにクスッとしつつ、ページをめくると、そこには私たちの「すぐ隣の生活」が広がっていました。
日々の生活の中で、私たちはどれだけの感情を「流して」しまっているだろう、と考えさせられます。
堀静香さんの『夫は松田龍平じゃないけれど』(百万年書房)は、そんな見過ごされがちな日常の機微を、圧倒的な解像度で描写したエッセイ集です。
短歌を手がける堀さんだからこその、言葉選びの鋭さと柔らかさ。
「ままならない生活を、ままならないまま、ごまかさずに書き残す」という、言葉に対する強い誠実さを感じます。
著者:堀静香
出版社:百万年書房
発売日:2026年05月15日
四六変/208ページ
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